Meeting my bike again -自転車との再会-

ドブレウートラ(good morning)

今日も男子トイレで女子に間違えられて,入ってきたおじさんが次々にUターンして出ていきました。
ケイです。

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2015年冬、日本を離れて4年目にしてウクライナにたどり着いた。
前年にマイダン(レボリューション)が起こりクリミアがロシア連邦に併合され、2018年現在未だドネツク含むウクライナーロシア国境で紛争が続き死者が出ている。

当時ケイと友人(看護師)はトルコに滞在しながらNGOのミーティングなどに参加しながらリサーチを続けISISによるシリア・イラク難民の支援に触れていた。しかし調べれば調べるほどアラブの腹黒さというか人間の欲深い汚い部分に失望してしまい、目的地を紛争下のウクライナへと変えた。



ロシア正教のウクライナはクリスマスは1月7日。
その1ヶ月前からもう街はクリスマスマーケットで色とりどり、カラフルに染まっていた。
4ヶ月過ごしたウクライナでの詳細は別のケイのブログに書くが、真冬の日中-7℃の中自転車で軍事病院に通い、運ばれる兵士のもとでボランティアをした。こうして資金が底に突きかけビザが切れそうな時に暖かいオーストラリアでの就業ビザを持っていたことを思い出す。一年前なんとなくジョージアにいる時に取得していた。自転車と荷物を友人タラスさん宅に預け、オーストラリアで一年数ヶ月過ごし、3年ぶりに日本にも一時帰国をし、2018年ウクライナに戻ってきた。



自転車を預けた友人は当時泊まらせていただいていたタラスさん。
ウクライナ政府の外交官でエリート。大きなマンションに住んでいる。
彼は「大丈夫だよ〜俺が自転車を安全に保管するから安心して。」
とマンションの部屋の奥に油を刺しメンテナンス済みの自転車を保管させてもらった。

Tras san & Candy

しかしその1週間後・・
彼のfacebookには僕の自転車にまたがり泥だらけの雪道を走っている写真が掲載されていた。。
おーい!って突っ込んだよね。
あぁ。。きっともう錆びたかどこか故障しただろうな。。と覚悟。
2年後帰ってきてみると、、泥だらけではあったが以前の力強い自転車には変わりなかった!
こうして無事に自転車と再会。



ただもう一台の自転車の方はもう限界がきていた。
走れるのだけど、マウンテンバイクは長距離旅には向かない。荷物もツーリングバイクほど多く積めない構造になっている。なのに折れたキャリアに外科手術を何度も何度も施して何とか中国西安からヨーロッパまでたどり着いた。本当今まで乗ってくれた2人のオーナーの苦労を考えるだけで頭が下がる。



キエフではまずこのマウンテンバイクGIANTの新しいオーナーを探した。Facebookで募集したところ多くの応募があり値段は張上がって行ったが、一人片腕のない友人のために買いたいというNadiaさんという方を見つけ安く譲ることにした。16年間腕をなくして自転車に乗れなかったが義手をつけて乗れるようになり嬉しいと飛び回って喜んでくれた。



新しいシオリちゃんのための自転車を手に入れなければならない。そう時間をかけず同じくFBの掲示板でドイツ製のいい自転車を安く見つけることができた。前のオーナーはウクライナからオランダまでこの自転車で旅をしたというからきっとこの自転車なら大丈夫だ。



ただ、サイズが大きくシオリちゃんには向かない。そこで自転車を交換することにした。
まさかの交換だったがこれがまた新鮮で面白くなりそう!!





Fort Tarakanivskyy



Ukraine






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